湖面に映す
屈斜路湖の湖面に中島や秋の彩が映っています。さざ波が立つと、色彩の輪郭が乱れ抽象画みたいに。
今年のサンマは不漁だと報じられていましたが、ときどき安売りの店で7匹200円以下の値札を見て、ほんとう
はどうなんだろうと思っていました。数日前フリペで読んだところでは、太平洋では漁獲が上がらず、サンマ漁船
がオホーツク海側に集まっているのだとか。もともとこちらの漁港にはサンマ漁船がなくて、いま水揚げで網走港
をにぎわせている船は、他所から来たものだそうです。一括仕入の先がきまっていて、遠くから運ぶ系列スーパ
でしょうね。地産地消のメリットです。
わたしは塩焼きより刺身で食べるのが好きです。でも残念なことに、刺身用に下したサンマは3匹分、6本ほど
で400円近くします。うろこ取りがたいへんなタイなどとちがって、自分で下すのもむずかしくはありません。でも
丸ごとのものは刺身用と表示されていないので、足の速い青魚のこと、生食する勇気は出ません。刺身にできる
安いサンマが手に入れば、秋の楽しみがいっそう増すのにね。