小清水展望台10月下旬
サイタマンさん、そうなんですよ。こちらに来てカメラを意識するようになり、季節の変化には敏感になりました。
お腹は森林ドライブをして、控えていた晩酌を再開したら、少しよくなりました。われながら都合のいい身体。
晴れていましたから、もやでかすんではいたけれど、知床の山なみのシルエットは見えました。一枚目の左上
葉を落とした樺の白い幹が目立ちます。湖方向は逆光なので笹原が灰色に写ってしまいました。湖の彼方に小
さく阿寒の山々や摩周岳が見えています。藻琴山の斜面を望遠で覗くと、林には紅葉が点々と。
駐車場から10分ほどのところにあるはりだした岩場に、三脚を据えて何かを狙っているカメラマンがいました。
聞いてみたら、岩の窪みにたまった水を飲みに来るシマリスを待っているとか。コケモモの実を探して歩き回った
わたしの足音が、邪魔をしたかもしれません。わずかな数ですから、熟すとすぐ動物に食べられ、この時期まで
残っているはずはないのに、悪いことをしました。
遺跡の森でも空振りでした。今度北見に行ったとき、野付け牛公園でエゾリスを探してみましょうか。冬に備えて
忙しく木の実を蓄えているころですから。