色浅い湖畔林道

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 きのうの朝はしっかり霜が下りて冷え込みました。いまの時季そういう日はよく晴れます。紅葉情報の表示で屈

斜路湖畔が見ごろになってから数日過ぎ、気になっていたところにこの天気です。何日か少しお腹の調子が悪

かったので、土日の前に病院に行くべきかと迷いながらも、誘惑に屈して森林ドライブを選んでしまいました。い

つもとは逆に東藻琴から藻琴山の中腹をたどるコース。小清水ハイランドの展望台で、もやにかすむ知床の山

々、斜里岳、湖、藻琴山と、一通りぐるっとカメラに収め、少し下った藻琴山展望台駐車場で中島の色づきを眺め

てから野上林道へ。

 去年は10月19日に湖畔林道から入ったときにははなやかな赤や黄色が出迎えてくれたのに、今年はまだ浅

い秋色です。それでも、木洩れ日が色づき初めた葉群れを光らせている林道を走るのは、やはりいい気持ち。湖

畔に出ると彩りを映す湖面がありました。例年通り釣り人がここそこに。4回対向車と行きちがいました。20数キ

ロほどの林道でこの数の多さは珍しいことです。平日ですが、この天気に誘い出されたのはわたしだけではなか

ったみたい。今日明日の土日はもっとにぎわうでしょう。

 北、西側の林道を抜けて南、東側の国道、道道へ。砂湯から川湯にかけては道路脇のモミジがいい色になっ

ていました。紅葉情報はこのあたりを基準にしていると思います。紅葉をたずねる観光客は、まず林道に入った

りしませんから。

 このところ庭に出ると、上空を白鳥の群れがよく鳴き渡っています。屈斜路湖にもいくらか来ているようですが、

きのうは水面に浮かぶ姿を見かけませんでした。寒くなると温泉の湧く岸近くに集まってきます。いまならどこ

でも餌にありつけるので、広い湖やその周辺を気ままに移動しているのでしょう。