阿寒の森

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 阿寒湖温泉街の東端、第一駐車場から湖まで、小高い森になっています。針葉樹の大木が多い混合林です。
 
夏の終わりには、陽射が漏れる場所に咲くトリカブトサラシナショウマが、散策する人の気分に変化を与えてく
 
れます。でも10月に入ったこの日、もう花はありません。ごくたまに出会う赤い草の実だけが彩です。
 
 この森の湖に近いあたりに熱泥が湧くボッケが散在しています。そのせいで冬でも暖かいからか、わたしは積
 
雪期にここで鹿の群れに会ったことがあります。金網を巻かれた樹があります。笹さえ深い雪の下に埋もれて餌
 
が乏しくなる季節に、樹皮かじり取られるのを防ぐためでしょう。
 
 阿寒湖周辺は温泉街を除くと、ほとんど全域がうっそうとした森林に覆われています。ボッケの森はその一部
 
ですが、植生や雰囲気のちがう森もあります。最後の2枚は雄阿寒岳登山口に近い渓流と、阿寒横断道路最高
 
点あたりの木立です。