花の時季(とき)を待つ緑

 クレマチスさん、ケシの花が咲きそろっていますね。ウチの庭ではわたしの頭に似た蕾がたくさん出ています
 
が、咲くまでにはまだまだだ時間がかかりそうです。チューリップが先になるかも。
 
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 最高気温が5,6度、最低は零下を免れるかどうかぎりぎりで、ほとんどお日さまの顔を拝めません。この陽気
 
が金曜日までは続くとか。林床の草花は数日間ほとんど変化なしでした。それでも、乏しい光をむさぼろうと、緑
 
はいよいよあざやかです。木々の葉が茂る前に開花の準備を済ませなければなりません。
 
 エンレイソウは蕾が見えています。オオウバユリとバイケイソウの芽はたくましさを感じさせます。最後の二枚
 
はある場所に群れているクロユリ。花期にはマツヨウセンノウが茂って隠されるので、ここにあると知る人はあま
 
りいないかも。町のほかの場所で見かけたことはないし、群れもそれほど広がっていないので、場所は書きませ
 
ん。山草の花苗を売る人もいますから、採りつくされたらいやなので。
 
 このあたりではいま、ビニール袋を手にした人によく会います。わたしも雪が残るころにフキノトウを摘むことが
 
あります。どこにでも大量にあるので、繁殖に差し障ることもないと思いますので。ヨモギやツクシもだいじょうぶ
 
と思いますが、蕾のついたニリンソウを手にした人を見ると心配になります。確かにかなりたくさんあるけれど、広
 
がって咲くのが美しい野草です。山菜の本にはおひたしで食べると珍味とは書かれていますが、手軽に出会え
 
る場所で咲く美しい野草は、減らしてほしくないと思います。