引き潮岬のカモメたち

 サイタマンさん、いつも読んでいただけるのが嬉しくて。次章は普段あまり目にしない言葉を多用しているので、
 
読みにくいのではと心配です。
 
 
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 4月4日お昼近く岬の海は引き潮で、浅瀬の岩礁が顔を出したり透けて見えたりしています。北側で漁をしてい
 
るのはカモメの群れだけですが、日曜ともあって、岬の西側には崖上に車を置いて磯に降りている人も何組かい
 
ます。釣竿をもった少年とその父親らしい男性のペアーが戻ってくるところでした。場所を変えようとしていたのか
 
もしれません。帰るわたしの車の前で路肩に駐車して、再び崖に向かっていました。
 
 岬から戻ってトンネルに向かう道道は、林を切って少し高く作られています。左車線をゆっくり走っていると、右
 
の道路脇に、鹿の頭だけが見えました。晒し台の首のようなおもしろい構図なので撮ろうと、ドアを開けたとたん
 
消えてしまいました。それでも未練たらしく車を下りて見回していたら、林の奥を駆ける姿がいくつか。わりあい交
 
通の多い時間帯ですから、さすがに道路には出てきません。じっくり群れを撮るには、夜明け前に出かけてこな
 
いとダメですね。
 
 
 苗にするために数日前室内の鉢に播いた種が芽を出しはじめています。カボチャはにょっきり、トマトはひょろ
 
ひょろ。白花カモミールは、灰の粒のように小さな種から、針先のように細い芽がびっしりと。ミニトマトとバジル
 
の鉢にはまだ緑が見えません。その隣のプランターでは、室内で冬を越して15センチほどに伸びたラベンダー
 
が、光の方向に這い寄る姿勢。葉を摘めば薫りたちます。