冬の藻琴山

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 shosuke0425さん、東京や埼玉では、たしかに雪の日は独特な静けさがありました。こちらに来てから

は、雨でも降っていなければ夜明けはいつも音がないので、内窓をあけて雪かきしなければならないかど

うか確かめます。ウチのサンルームの屋根に積もった雪は、昼の陽に照らされると滑り落ちて、大きな音

をたてます。今後のお付き合いよろしくおねがいします。


 美幌の町からは藻琴山がよく見えます。遠くへ出かけた帰り路でこの山が目に入ってくると、帰りつい

たような気がして、ハンドルを握る手が緩みます。季節、天気、時刻で表情はさまざまですが、裾を長く

引くその形は、どの角度からでも共通です。

 わたしは雪を頂く冬の山容が好きです。でも、午前の陽が高くなる時間帯には逆光で、午後には雲をま

とう日が多いので、なかなかすっきりした全体を見ることができず、今年はまだ1枚も撮れていません。

出かければたいてい白く輝く姿を惜しみなくさらしてくれる斜里岳や知床・阿寒の山々とちがって、藻琴

山はサービス精神が乏しいようです。

 1枚目と2枚目は、雪が里に降りてくる前、12月半ばの夕暮れです。雪渓下部と農家の棟が夕陽を受

けて薄桃色。3枚目はその1ヵ月後、夜明け前です。最後は厳冬期のお昼ごろ。晴天が何日も続いた後

で、山を包む木々の枝が露出していて、鮮やかに白い絵にはなりませんでした。