流氷の表情

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 ミキィさん、オオワシとオジロのバトル、わたしも見たかったー。

 きのうの長たらしい文章にお付き合いしていただいてありがとうございました。ところで、チェロキー

族の祖父母に育てられた作家が書いた『リトル・トリー』という本(めるくまーる社)に、狩猟採集民の心

のありようがみごとに描かれています。20年ほど前に出版され、倉本聡さんなどたくさんの人に賞賛さ

れた作品ですから、ご存知かもしれませんが。この本に添う、わたしなりの解釈を今まとめにかかってい

ます。


 網走に流氷着岸宣言の出た初日(8日)に能取岬で撮った写真の続きです。1枚目は氷原の割れ目から湧

いた海水が凍ったところ、2~4枚目はまだ凍りきらない箇所に波が打ち寄せているもの、5枚目は乗り

上げた破片、最後の2枚は氷原の凹凸です。

 気温が下がって北東よりの風が吹けば、次々押し寄せ、厚い氷が砕けて盛り上がり乗り上げ、もつとダ

イナミックな景観が見られるはずです。でも今日の美幌は終日-10度前後と暖かく、風も西より南より

の予報です。網走もだいたいそんなものでしょう。きのうの網走海岸は視界の100%が氷だったようで

すが、海氷速報のチャートでは、サロマ湖以北はすでに離岸していました。

 温暖化傾向が続いていますので、流氷がしばらく居座って成長するとは限りません。今後氷がもっと厚

くなったら、北浜や鱒浦の海岸で間近から撮るつもりですが、その機会があるかどうか。