オジロ登場
す。
オオワシとともに23日に、今冬初めて美幌川で目撃したオジロワシです。オオワシはその後目にして
いませんが、オジロはほぼ毎日見かけます。翼を広げると2m前後、単独ではずいぶん大きく感じます。
でも、知床で魚を横取りしようとするオオワシに追われている映像からは、大きさにかなり差がある印象
でした。
オオワシもそうですが、オジロも絶滅危惧種だそうです。今は個体数が回復傾向にあるとのことです。
それでも一冬に北海道に集まる数は、多くても3000羽程度。かつて知床に集中していた棲息域が、最
近はだいぶ広がっているようです。昨日雪はねの合間に近所の人と立ち話をしているとき、美幌川に飛来
するようになったのは5,6年前からだと聞きました。そうであれば、わたしが移り住む1,2年前から
ということです。
少なくても一つがいは毎年ここで越冬しています。昨冬は同時に数羽目撃しましたから、もっと多いか
もしれません。個体判別のできない悲しさ、飛び立ったあとで別な木で見たのが、同じ個体かどうかわか
りません。昨日もわたしが歩いた範囲だけで4箇所にいました。去年と今年、6月に霧多布とワッカ原生
花園で夏毛のオジロを見ています。少数が道内に棲み付いているようです。オオワシはすべて越冬だけみ
たいですけど。