秋の野の花

　９月に小清水原生花園と濤沸湖の河川敷で咲いていた花の一部です。まずはオニユリとノコギリソウの

一枚。次はエゾカワラナデシコ。３枚目は迷っています。花はどう見てもハマエンドウに思えるのです

が、８月はじめならともかく、９月半ばに咲いていていいものかと。ヒロハクサフジやツルフジバカマな

ら時季は合うけど、花の形がどうもしっくりきません。次はノボロギク。｢ボロ｣とはひどい言いようだけ

れど、そんな感じの姿です。

　５枚目はエゾフウロだと思うけど、図鑑では花は７，８月となっています。いろんなところで、６月に

も９月にも見かけましたが、チシマフウロと区別できているわけでもなくて。河川敷に群れていた菊に似

る黄色い花はヤナギタウコギかな ? 次の紺色はエゾノコンギク。小清水原生花園ではそこらの川原より

ひときわ色鮮やかに感じられました。早朝の低い陽の効果かもしれません。最後の二枚はハマナスの花と

実。早い夏が花の盛りだけれど、１１月にポツリと咲いていたりもします。緑の敷物に赤い珠をばらまい

たような実もきれい。