黄花競演

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 女満別丘陵の一画にあるヒマワリ園は、夏から秋にかけて観光客をいざなうために、区画ごとに開花時

期を違えて植えられています。その最後のステージが今日の写真です。初めのころとちがって、キカラシ

との競演になっていました。

 キカラシはせせらぎ公園中標津の牧場地帯で6月にも見ました。しかし農園では秋に開花するように

植えられることが多いみたい。正式にはシロガラシで、種は洋ガラシの原料などに使われるようですが、

このあたりでは作物として収穫されるのではなく、花の盛りに土に鋤き込まれて緑肥にされます。

 ウチの庭のヒマワリはとうに終わっています。隣の家から苗をもらって植えたものもありますが、ほと

んどは邪魔にならない場所だけ毟らずに残した自生です。太い茎の頂上に大きな花を咲かせて1キロを超

える種を残す大輪もあれば、枝分かれして小さな花をいくつも付ける株もあって、姿は多様です。雪の時

期に鳥を誘うつもりで、今年はできるだけ種を保存しました。