紅葉前線山を下る

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 日本の紅葉前線は黒岳から始まって南下する、と聞いたことがあります。でも道内では南下というよ

り、大雪山系の高峰から山を下りて、じわじわと海岸低地帯に広がっていく印象です。美幌周辺はまだま

だ。オホーツク地方まで前線が北進するのは来月半ばみたい。

 きのう森林ドライブ好きな相棒(前の家の人)の車で道中央部の山岳地帯に行って、始まりの紅葉前線を

この目で確かめてきました。写真の黒岳からは、今月初旬に初冠雪の便りが届いています。例年より1週

間ほど早かったのかな。その頃、9合目までウラシマツヅジの赤とウコンウツギの黄色が見ごろになって

いたそうです。いまは山頂付近は茶色く枯れて、彩のピークは8から6合目に下りてきています。新雪

消えていて、白、赤、緑の三色競合を見られなかったのが少し心残り。

 連休二日目のことですから混雑を避けようと、3時起でおにぎりとコーヒーを用意し、5時に出発しま

した。信号の多い北見市街の国道を避け、遠回りして田園と森林を抜けて(同じ道を自分で運転しろと言

われたらお手上げ)留辺蘂に出たのに、7時ごろには層雲峡ロープウエー駅に到着。すでに行列はできて

いたものの、次を待たずにすぐ乗ることができました。がらがらの帰りケーブルを降りたら、上りを待つ

人で駅舎の外まで長い列。広い駐車場をはみ出した車で道路がいっぱいでした。

 五時発は正解だったのですが、出がけにシャワーを浴びたら、外気は5,6度。黒岳五合目でもあま

気温が上がっていなかったので、少し湯冷めしたみたいです。夜はストーブをつけて寝ました。