イワッポギ水門は湿原のなか

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 12日に訪ねた旧岩保木(イワッポギ)水門の写真です。釧路市の水道関係者が水質検査に来ていた他は

人の気配がない広大な湿原の一画に、朽ちかけた木造の建物が静まりかえっていました。そのつもりで見

ないと、廃屋としか思えません。それでも最後の一枚では下部の水門部分が見て取れます。

 かって、釧路市街が水没する洪水をもたらした釧路川の水量を管理し、木材輸送の便にも供する目的

で、1931年に竣工したとのことです。しかし、同時期に新釧路川が掘削され、鉄道も営業を始めたた

め、水門は一度も開かれないまま、現在の姿になったとか。

 細岡の展望台から湿原に臨んで、唯一目に入る人工物が岩保木水門です。訓網線の列車からも眺め、近

くに行きたいと前から思ってきました。予想よりずっと風景にマッチして、自然のなかの異物という感じ

がしません。もっとも展望台や列車で気づくのは、新釧路川に作られて今も機能している新水門のほう

で、写真の姿とはちがいます。

 岩保木はイワッポギと読むようですが、アイヌ語に漢字を充てたのでしょうか。どんな意味なのかな

ー。