庭のスズラン

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 スズランの連なった珠のような蕾が目立ってきました。でも香りが立つのは花が開いてから。わたしが

この花を好きなのは、兄との思い出が重なるからかもしれません。大学4年生だった彼がアルバイトで貯

めたお金で、わたしの大学合格を祝って、北海道に連れてきてくれました。鈍行列車で夜を明かし、早朝

青函連絡船から上陸して乗った列車には、数人の乗客が散在するだけ。そこに女子高校生が来て、一人ひ

とりにスズランを一枝ずつ配ってくれました。その香りが19歳のわたしの心に北海道の初印象を強く刻

み込みました。連れてきてくれた兄はもういません。


 今日午後息子たちのいる富山に向かって飛行機を乗り継ぎます。65歳以上は片道航空券が12000

円に割り引かれるサービスがあるので、往復で4便をすべて空の旅にする贅沢を自分におごることにしま

した。羽田経由のチケットが取れず、札幌で日航から全日空に乗り換えます。札幌ー富山に就航するのは

一社だけで、それも一日一便だけなんですよ。

 息子のパソコンからうまくわたしのサイトに入ることができたら、富山にいる間もブログを書くつもり

です。もし更新されていなかったら失敗したと思ってください。その場合、2日の火曜日からの再開しま

す。