五月半ばのウチの庭

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 ポピーのケシ坊主(蕾)は毛を失いつつあるわたしの頭に似てユーモラスです。種がどこからか飛んでき

て庭の隅に根付きました。野菜作付けのローテーションの都合で、リビング正面に移植したのが去年。雪

解け後一番先に元気になりました。きのうから3,4輪花をつけています。蕾の数がとても多いので、間

もなくにぎやかになりそう。

 植えてから3年を過ぎたプラムが今年は白い花をたくさん咲かせました。実が成るのでしょうか。市販

ソルダムのような大きな実を得るには蕾を間引かなければならないのだと思いますが、初めてのことで

すからそのまま放置してみます。同じころ植えたサクランボ3本のうち一本は枯れて消えました。もう一

本は根元から出た小枝に辛うじて葉が付いているだけ。最後の一本が3輪の花を咲かせています。隣の庭

に大きな樹があるのですがとうに葉桜です。受粉できる可能性はありません。ソルダムにせよサクランボ

にせよ、小鳥たちの餌を育てているようなもの。網をかけたりは面倒ですし。

 おなじみのビオラ。今年は作物の間から集める努力をあまりせず容赦なく抜き去ったので、邪魔になら

ない場所に小さな群落が残るだけ。最後はチューリップ。蕾ではありません。陽が高くなれば開きます。

前の住人が土の中に残したものを植え替えましたが、じっくり見つめて楽しむことはありません。ただの

色彩の賑わい。派手な色と整った形に陰影が乏しく、人工的な感じが好みに合わないのです。7月に掘り

返せば数十個の球根が得られそうです。捨てるのはなんだか気がとがめるし、そのままにしておいても邪

魔だし、どうしましょうか。