北浜沖の流氷と山

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 ひな祭り翌日の、流氷ノロッコ号が目玉にしている北浜海岸です。東の空は晴れ渡り、北東の知床上空

に薄い雲が広がるだけでした。わたしが昼すぎに駅前の狭い空き地に車を停めたとき、ノロッコ4号の乗

客が列車に戻りはじめていました。列車がゆっくり網走に向かって出て行った後、展望台に残っているの

はわたしを含め二人だけ。好きなだけ写真が撮れます。

 先月18日には接岸していた流氷は東海上に遠ざかり、海の青と空の青を区切る白い帯になっていま

す。北東にカメラを向けると知床の山々が視界に。前回とちがって太陽が南にありますので、付け替えた

望遠レンズは鮮やかに空を切る山稜を捉えます。ウトロ周辺の海岸が白く見えていますので、この日も流

氷ウォークが実施されていたでしょう。インストラクターに教えてもらいながら、ウエットスーツに身を

包んで、氷原を歩いたり、氷の下の海を覗いたり、浮いている氷塊によじ登ったりする体験観光です。

 最後の一枚に駅の看板と並んで「停車場」と書かれた白いボードが見えています。駅舎のなかにある小

さな軽食・喫茶の店です。北隣の東藻琴駅にも似た感じの店があり、南隣の小清水原生花園駅にはわりと

大きな食堂がありますから、客の少ない時期もあるでしょうね。この日はお昼の時間帯でもあり、かなり

入っていました。わたしはカウンターで、ほぐしたカニの身を少し乗せたラーメンを食べました。めんは

しこしことおいしかった。でもスープは塩味が尖っていて、飲みきることができませんでした。