オジロワシ参上

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 鳥にもかなり正確な体内時計が備わっているみたい。タンチョウ観察センターでは午後2時に餌の魚が

撒かれます。係りの人が雪原に現れる直前になるとツルがいっせいに小屋の方を向いて、どこからともな

く現れたオジロワシが青空を飛び交いはじめました。その数はおよそ20羽近ほどでしょうか。


 こちらに来て3年、いままで寒さをあまり意識することはありませんでしたが、今度の小旅行ではじめ

て、北海道は寒いと実感しました。屋内は埼玉の家よりずっと断熱や暖房がよく快適です。外出はほとん

ど車で、車内が暖かいので建物に移る短時間で冷えたりはしません。-20度近い早朝の土手を歩いてい

ても、手袋をした手をポケットに入れればすぐに指先の凍えはほぐれ、体が汗ばんできます。ところが今

回は車ではなく鉄道とバスですから、タバコを吸ったり乗り物を待ったりして、吹きさらす風のなかに立

つ時間が長くなりました。ツルセンターでも野外でずっと丹頂を見守ったりワシを待ったりしました。動

きまわらず立っていると、気温は-10から-4度程度でたいしたことはないのに、やがて寒さが骨に沁

みてきます。こちらでの移動はやはり車が一番ですね。外ではたえず運動していればさわやかです。吹雪

のなかで雪かきをしていても、あまり寒さを感じないんですよ。