閉じない能取湖

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 そらさん、お役にたてればうれしいです。ご自由に使ってください。古いものは転載可にしてないもの

もありますので、指定してくれれば変更します。


 2月6日の能取湖はまだ全面凍結していませんでした。流氷南下も遅れましたし、今年は暖冬の悪影響

が心配されています。流氷がもたらすプランクトンや、開口部を塞いでサロマ湖能取湖への流氷侵入を

防ぐ海氷が、オホーツク地方の豊かな漁場を護っているそうです。

 能取湖は、市民にも無料開放されているアサリをはじめ、ホタテ、秋ザケ、ホッカイシマエビなどの、

だいじな資源を供給する場所です。きのうタウン紙がこの湖の「青潮対策総合検討委員会」による活動を

報道していました。青潮は貧酸素水が原因となって水産資源に被害を与えます。

 2年前に初めて発生し、ホタテ稚貝1200万粒が死んだことから、対策委員会が作られ、調査が始ま

ったたとのことです。湖内の水の動き・塩分・溶存酸素、流入する卯原内川の水量・水質などが調べら

れ、貧酸素水塊が湖内を移動するという仮説をもとに、青潮発生予測システム案や危機回避策がまとめら

れようとしているそうです。

 去年から今年にかけて隣のご夫婦から、2匹分以上の鮭の他に、筋子能取湖で採ったアサリもいただ

きました。カキやカレーなど魚介が安く買えるのも、オホーツク地方の漁場が豊かであればこそ。その環

境悪化はわたしの身の回りにも直接影響してきます。対応が効果をあげることを期待しましょう。