美幌に夢をつむぐ

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 きのう役場のオッサンたちが五人でウチに来てくれて、11時過ぎまで飲みかつ語り合いました。イヤー楽しかった。みんな町のためにできることがあれば一生懸命やりたいという気持ちの、まじめでいい人たちです。北海道はまだ不況から抜け出す兆しは見えていません。美幌町も、都会と地方の格差拡大の大波に洗われ、対抗する効果的なヴィジョンを模索してるみたいです。
 五人のなかの約一名、つぶれる寸前まで酔った人ですけど、ウチで毎月大人の塾をやろうと気炎を上げていました。塾はともかく、飲み会はみんな嫌いじゃないみたいだから、また来てもらえそうでとても楽しみです。あと、民間の人や女の人も参加してくれたら、もっと素敵だな。
 別な一人、このブログを、立ち上げた最初の日に見つけてくれた人ですけど、わたしがまだ行ったことのない素敵な散歩道を案内すると、約束してくれました。あとでメールしとかなきゃ。
 この町がますます好きになりそうで、この町を元気にする方法はないかななんて、考えてみました。ま、無責任な妄想みたいなものですけどね。近隣には原生花園や芝桜や屈斜路湖摩周湖や阿寒湖などがあるんですが、この町の中には名の知れた観光スポットはありません。でも土地と太陽と風と農産物は豊富です。夢でしかないけど、エコモデル町なんて実現できたら素敵だな。化石燃料消費の劇的な削減を実現した、クリーンな田園都市として名前を売るんです。20年計画くらいでね。
 太陽光発電風力発電、バイオ(はじめはエタノールとメチル、その後燃料電池用の水素)、生ゴミの完全コンポスト化、などなど。美幌じゃないけど、屈斜路湖畔の地熱発電なんかどうなんでしょう。
 何よりお金です。はじめから助成金に頼ろうなんていう乞食根性じゃなくて、エコモデル地域の理念を掲げて自前の資金調達を図るんです。市民バンクみたいな金融・投資機関ですね。銀行の利子は安いし、定期より有利な配当を払えれば、みんなの役に立つ事業に投資しようと言う人もいるんじゃないかな。わたしなら、わずかしか貯金はないけど、出資しますね。まず、エコ技術、金融・投資、事業経営などに詳しい人のネットワークを立ち上げることです。そして、採算の取れるところから事業計画を策定します。
 いつもは7時ごろには床に入るんですが、昨日は12時を過ぎました。もうろうとした頭に浮かぶ白日夢です。楽しい夢を見るだけでも、少しは元気になれるでしょうか。写真は美幌農業高校の外観です。