幌岩山から湖東を望む

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 サロマ湖南岸をめぐる道路の全長は、東端の原生花園から西端の湧別まで約50キロほどです。その中

央からやや東よりに、標高376メートルの幌岩山があります。頂上はサロマ湖展望台と呼ばれ、湖全体

を見渡すことができる場所です。何度も近くを通りながら、こんな絶好のポイントを見逃していました。

 写真では北岸の砂洲の先にオホーツク海が見えています。はじめの3枚ではキムアネップ埼がしだいに

拡大され、三枚目で左の中央より少し下に、池塘とサンゴソウ群落が見えています。最後の一枚には、海

風をさえぎるための林で区切られた農地と点在する農家が広がっています。このあたりは耕地より牧場が

多くなっています。潮風は作物よりミネラルに富む牧草を育てるのに適しているからでしょうか。


 数日前から朝晩はストーブをつけています。このところ美幌の最低気温は4度ほど。峠を越えた標茶町

では、すでに零下になる冬日が記録されているとか。いま本格的な冬を前に、精一杯実りの秋を楽しもう

とする催しが目白押しです。美幌ではきのう物産館のなかと外でフェスタがあって、さまざまな作物や食

べ物が並んでいました。

 わたしもカニ弁が目当てで出かけました。バター風味でとてもおいしいと聞いていたので。レジには長

い行列ができていて、弁当はすぐに売り切れましたが、何とか間に合いました。人気が出るのもわかる味

です。赤いササゲ豆や白いインゲンの他に、1個20円の大きなジャガイモを5個買いました。帰って量

ってみたら1個600グラムほど。サツマイモならともかく、ジャガでこの大きさは驚きです。まだ食べ

ていませんが、さてお味のほどは ?

 10月は5日の開陽台、11日の滝の上渓谷歩き、18日の常呂方面と、町や町内会などが主催する3

つのウォーキングやバス旅行に申し込んでいます。自分で長時間運転しなくていいのでたすかります。き

っと縄文の昔から、住民はこの時季をさまざまに工夫して楽しんできたのでしょうね。ここでくらしてい

ると、自然の景観と街の雰囲気の両方から、季節の移り変わりがしみじみと感じられます。