西日を映す網走湖

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 大曲園地の湖面は西日を映して輝いていました。午後の3時過ぎ。6月ならまだまだ陽が高い時刻で

す。白夜とまではいきませんが、昼の短くなる季節が近づいています。見えている魚網はシラス漁のもの

とか。シラスはイワシの稚魚と思っていましたが、ウナギやアユなど淡水魚の稚魚も含む総称のようで

す。この湖は網走川河口から海水が逆流すると聞いていますので、完全な淡水湖ではないのでしょう。冬

はワカサギ釣りが人気です。魚網に入っているのは何の稚魚でしょうか。

 湖畔は森で囲まれていますが、園地の駐車場周辺はヒマワリ迷路が作られているところ以外、広々とし

た農地になっています。かつては囚人が作業したはずです。いまはどうなのかな。この日は大型観光バス

が2台停まっていました。フロントガラスに出ている紙によると、東農大一中の修学旅行です。わたした

ちが着いたとき、生徒たちはしゃがん馬鈴薯という呼び名の由来を聞いていました。湖畔から戻ったら、

手に手にビニール袋を提げて芋ほりの最中。ずらーっと並んだダンボール箱が用意されていましたから、

お土産として家に送るようです。

 東農大一中のホームページを覗いてみました。ここでジャガイモとトーキビを収穫した他に、サケを新

巻にする作業もして、自分が作った新巻鮭をいっぴきずつ送ったと書いてありました。ちょっぴり体験も

組み込まれている中三の修学旅行でした。網走などいくつかの自治体で、体験観光で人を呼ぶ試みがあり

ます。置戸町でまる一日を酪農作業に充てる修学旅行を招致したそうです。東農大ではありませんが、

やはり農業系の付属中学とのこと。