コスモスとカモミール

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 どちらもたくましい花です。コスモスは勝手に増えますので、育てるというより、どこは抜かないで残

しておくかを考えるだけです。ほとんどがピンクで白が数本。今年ウチの庭では赤紫が一番少ない。こ

の色だけは種を採っておきましょうか。

 ダイヤーズカモミールは自生してきたのを種を採って一箇所に集めました。白いジャーマン種やローマ

ン種とちがって、香りがないのが残念。染色に使われるハーブだとか。本州では春の花のようですが、こ

こでは夏から秋です。密植すると根が張らず、ちょっと風が吹くと倒れてしまいます。それで、間引いて

砂地や日陰に移したものも、ちゃんと花を咲かせました。


 きのうのUSオープン・テニス、錦織(NISHIKORI)の試合は見ごたえがありました。成熟した男のた

くましい筋肉を持つ、世界ランキング4位のフェレールに、まだ少年のか細さが残る錦織が必死に挑みま

す。1,2セットでは、彼の巧みな技術と緻密な頭脳が世界のトッププレーヤーを圧倒していました。3

セット目の中盤からは徐々に体力の差が出てきて、次のセットでは力尽きたように見えました。インジュ

リー・タイムも取っています。わたしは第5セットに入ったら絶望的だろうと思いました。それでも18

歳でここまでやれたのだから、いまに世界のトップ・フレーヤーの仲間入りするだろうと、うれしくなっ

ていました。

 意外にも、最終セットで彼が蘇ったのです。4-1でリードし、メジャー大会の全米で、日本の男子プ

レーヤーが4回戦進出という快挙が見られるかもしれないと、期待が高まります。ところがその後、6-

5まで追い上げられました。どちらか2ゲーム先取するまで終わらないということになれば、体力勝負に

なるので、彼が不利になるのは目に見えています。なんとか7-5で決着がついたときには、見ているだ

けで疲れたような。スリリングな試合でした。全米での日本人の男子ベスト16入りは71年ぶりとか。

 ところで、錦織という漢字をNISHIKORIと読ませるのはどうしてなんでしょうか。NISHIKIORIからIが

ひとつ抜けています。錦織は技術をもった渡来民から始まるお公家さんの家系を想像させます。お公家さ

んの世界ではNISHIKORIと呼び習わしていたとか?あるいは、もともとNISHIKORIという音があって、後か

ら漢字を当てたとか?それとも、欧米の人に発音しやすいようにわざとIをひとつ抜いた?


 久しぶりの青空です。カメラをもって出かけたいなー。でも運転席に長く座って右腕でハンドルを握る

のは拷問されているみたいだし。まだしばらくは、じっと我慢の子でいなくては。ご近所の二人の人が来

て、やることがあったらいつでも声をかけてくださいと言ってくれました。ほんとうにありがたいことで

す。