黒百合群落霧のなか

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 そうなんだよね。タムラの言うとおりレインウエアのゴアテックスは知っていたけど、それを作ってい

るユニークな会社のことはわたしもこの本ではじめて知りました。


 霧多布岬で朝日・夕陽を見ようなんて、やっぱり大甘。民宿の人の話では、秋から冬にかけてでないと

無理だって。きのう昼間海面が見えただけでもラッキーみたい。前に2回行ったときには濃霧と霧雨でま

ったく視界がなかっもの。昆布の一斉出漁が1週間延びて、今朝痺れを切らして解禁になり、霧のなかを

100艘あまりの漁船が先を争って海に乗り出したとか。8時前にわたしが帰路についたときには、長い

昆布を広げて大忙しで干していました。昼には晴れるという予報があったんだそうです。
 
 日の出も日の入りもダメだったけれど、霧多布湿原で黒百合がわんさか咲いていました。きのう湿原セ

ンターの遊歩道を歩いたときは見つけられず、ダメかなーとあきらめていました。宿でその話をしたら、

道道123号線沿いの木道で見られが、もう終わっているかも、と。今朝も4時前には目が覚めて、朝食

まで時間があるので、念のため岬の宿から湿原まで10分ほど車を走らせ木道に下りてみました。そした

らあるわあるわ。濃い霧に濡れて群がり咲いているのがいくらでも見つかります。絶滅が心配されている

ところが多いそうですが、あるところにはあるんですね。念願はかなったけど、寒くて。上着の上にヤッ

ケを着込んで歩きました。例によって、美幌峠を越えたらかんかん照り。町の人はみんな半そでです。