美幌の町は桜色
前後に後の妻と何度も手紙を交わしたことを思い出しました。青春期には気持が大きく揺れますよね。
美幌にこんなにたくさん桜の木があるなんて気がつきませんでした。きのうマリナーズの連敗を確認し
てから車を出したところ、街路、民家の庭、あちこちの小さな公園、学校、神社、お寺、林の中と、いた
るところに、真っ白から濃いピンクまでのさまざまな色合いで咲いていました。少しは梅や桃も混じって
いるかもしれないけど、ほとんどが各種の桜です。前日は2分咲き程度と思っていたのに、一夜にして町
中が桜色に染まっています。目線を下げればどこにでもエゾムラサキツツジが。
せせらぎ公園駐車場に車を置いて散策路をたどり、崖の藪を登って美富自然公園の林をさまよい、近く
の民家や学校の桜を眺め、2時間近く歩き回りました。退院後では最長歩行記録でしょう。木の花はツツ
ジ、桜、コブシ、レンギョウ。草の花はタンポポ、フウキソウ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、野生のス
ミレ(?)の仲間、コキンバイ(?)、エゾキケマン(?)。他に名前の見当さえつかないきれいな花。おいお
いアップします。名前がちがっていたらよろしく。
5月10日・11日に、北見金比羅山さくら公園で「全国桜シンポジュウム」と桜祭りが予定されてい
ますが、葉桜になっているでしょう。北国の桜は特に散り急ぎますから。関係者は大わらわで映像を撮
り溜めているようです。
4月1日の大雪や5月1日の30度を超す気温をはじめ、今年の道東は記録的な現象が多発していま
す。温度変化に敏感な植物はあわてたでしょうね。植物にも個性があって、気温・地温ではなく昼時間が
一定の長さになるまで開花しない頑固者もいるのかな。イチゴ、チューリップ、ニリンソウなどは、例年
は桜より早いものも、ペースを守って、これからみたい。ちなみに今日の日の出は4時10分、日の入り
は6時30分(網走)です。気候とちがって天体の運行は乱れません。