海の氷はどっしりと

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 そらさん、サイタマンさん、コメントありがとうございます。余分なことを考えて気分が沈みそうなと

き、自分に「2度苦しむことはない」と言い聞かせています。楽しむ手段がいろいろあるので、最近はおお

むね成功します。お二人とも、欝の引力が強くなったら、思い切ってこちらにおいでください。気分が晴

れ晴れするような景色をお見せできると思いますよ。


 まばらな流氷でも、クローズアップで見ると、どっしりとしています。本土に大和朝廷の権威が浸透し

はじめていたころでしょうか、気候が寒冷化して、海氷がオホーツク海を埋め尽くす時期があったとか。

北方分化を携えたアーリア人(わたしの想像)の一派が、氷の上を伝って北海道に渡来しました。彼らがこ

の地でくらした痕跡が、オホーツク文化と呼ばれています。氷の一つ一つのかけらでさえ写真のような存

在感があるのですから、隙間なく広がって重なり合えば、人やそりを支えられたでしょう。