網走湖で鶴に会った

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 朝6時10分に家を出て網走湖まで水芭蕉を見に行った。昨日・おとといとあられが降ったり雪が舞ったりしたので、美幌バイパス(自動車専用道路)には凍結による50禅制の表示が出ていた。外気温の表示は-0.3度。連休に雪が降るなんて地元の人もまずないと思っていたようだ。学校のグランドや丘は真っ白だったが、道は乾いていて、凍結しているところはなかった。湖畔に着いたのが6時28分。20舛18分で走ったことになる。別にとばしたわけではない。ほかの車も信号もない広いところを一人で走っていると、オレ専用道路みたいで、急ぐ気もなくなる。ても、雪も凍結もない道を50舛覗?襪里鰐詰?澄70舛任癲△燭泙妨紊蹐ら来る車はわたしを追い抜いていく。もっともこちらの人は一車線だとあまり追い越しをかけない。それと、市街地ではみんなスピードを出さない。わき道から一時停止しないで飛び出す車がけっこうあるから、生活の知恵なのかもしれない。
 湖にはトンビ、カモ、カラス、名前を知らない小鳥など、実にたくさん鳥がいる。湖畔の駐車場では、目の前の湖面から突然鶴が飛び立った。あわててカメラを向けたけど、鶴が入っていたのは一枚だけだった。それも小さく。よくわからないかもしれないが、とりあえず載せておく。家に着いたら7時ちょっとすぎていた。30分は水芭蕉や鳥を見たり蕗の薹を摘んだりしていたから、帰りはもっと速かったのかな。
 それから読みかけの『フォーティ翼ふたたび』(石田衣良 講談社)を読み終えた。途中引きこもり中年が外に出るところなんか、「ちょっと、そんなに簡単なもんかよ」って思ったけど、最後に向かって盛り上げるストーリーテリングはさすがだ。引き込まれてしまった。作者の実年齢の世代がテーマだから、かくあれよかしという思いがこもっているみたいだ。
 いま2時近い。外には暖かい陽が降り注いでいる。明日にはぬれた庭も乾くだろう。