カヌー下り 5

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 ずっと先に別なカヌーが一艘見えてきます。年配の男性一人と若い女の人が二人乗っているようです。

塘路湖でちょとの間併走し、ガイドのお兄さんが挨拶していた一行でしょう。舟溜まりの隣にキャンプ場

があります。同船者の到着を待っているときに散歩してみました。屋根に船を積む装置のある無人の車が

一台あります。カップルが一組、テントをたたんでカヌーを屋根から下ろそうとしています。もう一台、

川下り目当ての車がちょうど到着したところでした。この川は自由に船を乗り入れていいのだそうです。

わたしたちの場合はガイドとは別な人が、船と客を出発地に回送する車を船着場に持って来ます。自家用

カヌーは誰がキャンプ場に戻すのでしょうね。動力船ではないので、遡上はしないと思います。

 水位が高いので林のなかを覗き込むことができます。いつもはヨシの根元が出ていて、少し高くなって

いる岸の木の生え際や下草は見えないのだとか。左手の小高い丘を過ぎるあたりから川幅が広くなり、

満々たる水がゆっくり流れています。右手の木々の間から遠く青空が透けて見えていますから、この方角

に平坦な湿原が広がっているのでしょう。こういう景色は2年に一度ほどという増水期にしか見ることが

できないのかもしれません。