カヌー下り 3

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 釧路川に浮かぶのはこれで3回目です。今年に入って2回目。前回は関東から来てくれた人たちと一緒

に、屈斜路湖から流れ出たばかりの上流を下りました。初夏で水かさが少なかったのか上流だったからか

わかりませんが、浅瀬で白い波が立つ急流があって、ちょっとしたスリルを味わいました。水もかぶった

し、水底に群れるウグイも見ています。

 同じ川でも湿原を蛇行する中流では様子がちがいます。何より木々の深い緑を映すとろりとした水面に

ゆったりと身を任すこの感覚。台風後で水位が上がり、去年見たさざなみ立つ浅瀬が、どこかわからなく

なっていました。水底に光が届くところはありません。時々何かが跳ねるしぶきは上がっても魚影はな

し。シャケが遡上することもあるとか。湿原の奥や遠い丘陵まで見える瞬間もあります。黄色く群れてい

る花は、さっき岸近く寄ったとき間近に見たオオハンゴンソウでしょうか、それとも穂が立っている印象

からするとアキノキリンソウかな。


 早朝の冷え込みがきつくなりました。起きてからしばらくはストーブをたいています。先週何曜日だっ

たか、真夏に戻った日が一日だけありました。北見では32度になったそうです。夜に入っても気温が下

がらず、片付けていた扇風機を取り出すことに(寝室はエアコンなし)。用心のためまだしまっていませ

ん。扇風機と暖房を日替わりで。内地ではあまりないことでしょうね。