天都山展望台からの風景

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 網走の丘陵地帯は天都山と呼ばれ、森のなかに観光・文化施設や別荘が点在しています。100坪くら

いで300万円台の土地がたびたび売りに出ています。中古の建物が付いていると、5,600万くら

い。夏だけ住むのなら快適そうですが、雪が降って凍結する時期にはここでくらしたいとは思いません。

 丘陵の一番高い位置に流氷館があり、展望塔が併設されています。網走観光の代表的スポットで、パッ

ク・ツアーのバスが集ります。一階のミニシアターでは流氷を紹介する映像が上映され、流氷原を模した

洞窟では-20度を体験できます。ここは有料ですが、2階3階のお土産屋を通って、360度の展望が

楽しめる最上階に行くのは無料です。テラスに出て涼しい風に当たることもできます。晴れた日には能取

湖から知床半島斜里岳からオホーツクの森まで見晴らすことができますので、わたしはついでがあると

ときどき寄ります。

 写真はよく晴れた8月27に展望台から撮ったものです。肉眼だともっとよく見えるのですが、午前中

は逆光になるため、知床半島がかすんだシルエットで写ります。最初の一枚には、硫黄山から羅臼岳まで

の山脈が、次のには海別岳が見えています。わたしは網走から小清水原生花園を経て知床半島に続く海岸

の曲線が好きです。斜里岳左手前の湖は濤沸湖。冬は白鳥の大群落で、春はヒオウギアヤメで有名です。

5枚目の左は網走湖、右は能取湖です。冬にはこの展望台から湖上を舞うオジロワシオオワシを見るこ

とができますが、いま我が物顔に飛び交うのはトンビです。