カエデの若葉が光る森

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 知らなかったのですが、オホーツクの森では、わたしが行く前日まで遊歩道が閉鎖されていたそうで

す。昨日のフリーペーが報じていました。去年ご近所が避難騒ぎになった低気圧で道をふさいだ倒木など

を取り除いて、整備していたとか。たぶんわたしが解禁後のウォーカー第一号だったんですね。

 常緑の針葉樹に混じって、白樺はようやく芽吹きはじめ、ナナカマドの緑が濃くなっていました。ひと

きわ美しく輝いていたのは、カエデの若葉です。秋の紅葉のみごとさは知っていましたが、薄赤く色づい

た春の魅力には、初めて気づきました。

 散策と森林ドライブの最後を締めくくる景色は、青い水をたたえた卯原内ダムです。


 「日本の右傾化」の続きを書くため、ここ四半世紀の歴史を見直しています。潮流の大きな変化には、

個人の意思を超える構造的な要因が働いていると思いますから。