光る白鳥 植物は夜動く
089さん、残念ながら山形では、今夜一杯、とはいきませんね。サイタマンさん、いつかぜひ道東の
花々を見に来てください。
早朝の低い陽に輝く白鳥です。岸辺に寄って来るのはまだ黒い羽根が残る子どもたち。すっかり白くな
って親と一緒に北へ飛び立てるようになるまで、餌の豊富な湖で待機しているのでしょう。
〔植物は夜動く〕
いままで植物が動くって知りませんでした。菌類や藻類ではなく、ちゃんとした木や草が、動物の筋肉
と同じくアクチン・ミオシンで動くそうです。風に揺れるとか成長するとかと違い、体を回したり曲げた
りする。「日経サイエンス」07年1月号で、茂木健一郎と対談した平藤雅之という農学博士が言ってい
ます。なぜ夜かというと、昼は光合成に忙しいので、夜の間に縄張りを確保するために動く。地面に倒れ
込んだり、「夜の間ずっと体をムチのようにぐるぐる回し」たりして、「周囲の植物に「来るな来るな」
と自分のスペースを守っている」、とか。世の中には少数の人しか知らない、常識に反することがいろい
ろあるみたい。
花々を見に来てください。
早朝の低い陽に輝く白鳥です。岸辺に寄って来るのはまだ黒い羽根が残る子どもたち。すっかり白くな
って親と一緒に北へ飛び立てるようになるまで、餌の豊富な湖で待機しているのでしょう。
〔植物は夜動く〕
いままで植物が動くって知りませんでした。菌類や藻類ではなく、ちゃんとした木や草が、動物の筋肉
と同じくアクチン・ミオシンで動くそうです。風に揺れるとか成長するとかと違い、体を回したり曲げた
りする。「日経サイエンス」07年1月号で、茂木健一郎と対談した平藤雅之という農学博士が言ってい
ます。なぜ夜かというと、昼は光合成に忙しいので、夜の間に縄張りを確保するために動く。地面に倒れ
込んだり、「夜の間ずっと体をムチのようにぐるぐる回し」たりして、「周囲の植物に「来るな来るな」
と自分のスペースを守っている」、とか。世の中には少数の人しか知らない、常識に反することがいろい
ろあるみたい。