能取岬の風寒く

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 去年道路が開いて能取岬に行くことができたのは、5月になってからだったと思います。秋にトンネル

が開通して、冬期閉鎖がなくなったので、息子たちにわたしのお気に入りのスポットを見せようと、昨日

でかけてきました。能取湖は海側の氷が融けて、陸側の氷原より青が濃くなっています。雲間から陽が洩

れると、氷原の白い輝きと海面のきらきらした光で、まぶしいくらいです。

 美幌では畑も土手もまだ白一色なのに、岬はところどころに消え残る雪があるだけで、湿った枯れ草が

広がっていました。よく見ると針のように尖った草芽がのぞいています。高い空には無数のトンビだかオ

オワシだかが、風に流されながら飛び交っていました。オホーツク海から吹く風は冷たく、体感温度は-

6度を下回ったでしょう。ウチの赤ちゃんは車の中でよく寝ていて、若い夫婦は寒さに耐えられずすぐに

車に戻りました。土曜日ですからときどき観光客が来ていました。車外に出て寒さに驚き、急いで写真を

撮ってそそくさと帰っていきます。

 今日の写真は能取湖。春になるとこの辺に大勢の人があさり取に押しかけ、路肩に車の列ができます。