名残の氷紋

　昨夜一杯はじめるころ、大粒な雪片が霏々という感じで降っていました。今朝玄関先を見ると、薄い新

雪がきらきら輝いているだけで、雪かきをするほどではありません。予報では曇りで最高気温が氷点下の

一日になっていますが、いまはほとんど雲もなく晴れ渡っています。このままなら、街なかは防寒ズボン

も耳隠し帽もなしに出歩けるでしょう。最近は降っても続かず、陽が出ていれば室内の暖房も要りませ

ん。庭に雪は厚くとも、春なんですねー。ただ土手道を散歩するときは、陽気に誘われて油断したらたい

へん。吹きさらしの川筋では、露出した耳も手も凍えます。

　お気に入りの幻想的な氷紋は、もう次の冬まで見られないでしょう。今日の写真は２月２２日に撮

った、未掲載のものです。