おいしいものをもっとおいしく食べる方法

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 美幌峠から見た藻琴山です。


 食欲の秋、稔りの秋。ああーそれなのに、カロリー・コントロールしなくちゃならないわたしなので

す。ちょっとのものでも、できるだけおいしく食べたーい。涙ぐましい努力の結果ついに(ウソウソ、ホ

ントは努力してない、努力って嫌い、前にあげたグレゴリー・バーンズの『脳が「生きがい」を感じると

き』の受け売り)、秘訣を見つけました。

 その機続けて食べるな。池田町のワインまつりで食べた牛肉が忘れられなくて、何度かこっちの店で

牛肉を買って、家中煙だらけにしながら焼いて食べたんだけど、あの味は二度と再現できてない。ケチな

わたしとしては、ずいぶんフンパツして高い道内産のを買ったんだよ。あの時はしばらく牛肉食べてなか

ったからだね、きっと。いまあるのがなくなったらまたしばらく牛断ちしてみるよ。それにしても、国産

牛はこっちでもずい分高くて。豚や鶏は安いのにね。バーンズはスシが大好きなんだけど、一週間ごとに

するか二週間おきにするか悩んだんだって。

 その2:食べる前にいっぱい想像しろ。家で自分で作るときはむずかしいけど、お店なんかだったら、

注文する前にいっぱい考えてイメージを膨らませ、注文してからも来るまでひたすら皿の中身を想像す

る。前頭葉を働かせて前もって情報をたくさん線条体に送っておくと、味覚からの刺激に敏感になるそう

だよ。fMRIでいろいろ実験して確かめたみたい。

 その3:味覚以外の感覚を動員しろ。食べるとき耳に入る音やにおいや見ているものも大いに味を変え

るって。大好きな恋人と一緒だったら、何を食べてもうまいかな? シェフやお店のマネージャーなら、

バックミュージック、花のかおり、食器の形や色がどんなにだいじか知ってるよね。雰囲気が悪かった

ら、もともとの味が何割か低く評価されるって、知らないでお店やってたら失敗すよ。

 以上三つの秘訣でした。たいてい常識だけど、日ごろのあわただしさに忘れるってこともあるから、気

をつけよー、と。