能取岬の海と花

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 岬の草原は湖側の草がきれいに刈られていて、春に来たとき声だけ聴いた小鳥の姿が何度か見えた。茶色っぽく、鶉(うずら)くらいの大きさ。3羽4羽と群れている。絵になる大きさで撮りたかったが、近づくと飛び立って逃げる。あきらめて見上げた空をカモメが編隊飛行していた。
 オホーツク海は岬近くが遠浅になっている。秋の陽の光の下、ブルーの生地に白っぽい模様が浮かぶ。水平線近くに並んでいる船は何の漁をしているのだろう。海面に突き出た岩には大型の鳥が止まったり、飛び立ったりしている。
 海側の草むらは刈られていないので、トカチフウロの花が見られた。野の花だから庭の花ほど派手ではないが、360度の展望のなかで海風に揺れる姿に趣がある。黄色いのはハチジョウナ。その名から遠い太平洋の島の海岸に咲く姿を思い浮かべる。