知床峠は雲のなか
知床半島を抜けたら雨が止んでいて、標津(しべつ)からは晴れだった。野付半島両岸の荒涼とした風景には、明るい光よりくすんだ空が似合うんだけど、片道25キロほどの半島全体に広がる原生花園の秋の花々が輝いていたから、まあよかったよ。ところが、今度こそオホーツク海に昇る朝日を、と楽しみにしていたのに、今朝は厚い雲がかぶさっていて、わずかに雲の切れ間から色彩がこぼれ、それを受ける海域が少し明るくなっただけ。そして今日の予報。根室地方は昼から雨で、北見地方は朝から降るって言うじゃない。前日の予報を信じてサンルームの戸をあけてまま出てきていたし、雨の中を走るのもいやだから、朝食を済ますとすぐ、7時半前に出発したよ。観光船で尾岱沼(おだいとう)を回って三度目のトドワラ見物、という予定がフィになっちゃった。
予報は本当に当てにならない。知床を通らずに斜里に向かう244号線で雨になって、ワイパー全開のところも。サンルームが水浸しかと心配しながら美幌に近づいたら、これが降ってなんだよ。2日分のトマトを収穫して隣の家にもって行き、午後いっぱいかかって写真を編集しながらパソコンに取り込んでいて、今に至るまで雨は落ちてこない。天気に翻弄された二日間でした。まあ、楽しかったけどね。全長450キロ(そのうち320キロは一日目のメーター)、月曜5時半出発、火曜9時半帰着の旅でした。明日からはこの旅のいろんな写真を順々に載せるよ。