:原生花園はしっとりと

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 紋別市街から少し北へ行った海岸に、オムサロ原生花園があります。3日の昼ごろこの海岸で、雨粒が落ちかけるものの、降り出すところまでいかない微妙な天気のなか、花を眺め波の快いリズムを聴いて、ゆっくりした時をすごしました。エゾカワラナデシコのピンク、ハマナスの赤、クサレダマの黄色、エゾノコギリソウの薄い赤が、一面の緑にアクセントをつけています。湾曲した海岸線の先に見える市街は、興部(おこっぺ)町の沙留岬でしょうか。岬は海水浴場になっていますが、この日の気温では海に入れません。ひと夏で泳げる日は数日あるかないか。今日の美幌は午前中曇っていましたが、今は青い空に白い雲が浮かんで、室内気温は30度に達しています。オホーツク沿岸も同じ陽気なら、波と戯れる人が出ているかもしれません。
 
 昨日は家に帰ってから今年初めてトマトを一個だけ摘みました。手前味噌ならぬ手前トマトで、買い置きのものと食べ比べたら、とても濃厚な味に思えました。種から育てた苗が3列の畝に青々と茂って、たくさんの緑の実を光らせ、さらに次々花を咲かせていますから、もうすぐ毎日食べきれないほど収穫できるでしょう。
 トマトに比べカボチャのやつは。毎朝芽を摘んでいるのに、次の日には周囲の松やプラムの木の領域に侵入し、大きな葉はますます猛々しくなっています。それでいて、6本の苗に雌花は芽が1個だけ。隣の家のカボチャはこんなに葉は茂らず、一本だけの苗に15センチくらいの実を4個もつけているんですよ。ウチのは栄養がよすぎて、今の栄えに満足し、子孫を残すのを忘れてるんだよ、きっと。エピキュリアンのわたしに似てるのかな。