ワッカ原生花園秋

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 10月16日、サロマ湖の東の岸辺、ワッカ原生花園ではサンゴソウがまだ枯れていませんでした。卯原内や

キムアネップ埼ほどの規模はないけれど、このあたりで一番おそくまで赤色が残る場所ではないかな。去年は

ここで群生する場所は一つしか見ませんでした。今年はもう一箇所、少し小さいけれど群れがあることに気付き

ました。水辺の景色がいい場所だから、サンゴソウ群生地が大きく広がったら、ワッカ原生花園の観光シーズン

は春と夏だけでなくなるでしょうね。

 晴れた日にサロマ湖オホーツク海に挟まれた草原で、空と雲を見上げるのが好きです。続いていたぐずつい

た天気がようやく回復したばかりで、まだ雲が多かったのですが、歩いているうちに青空が見えるようになりまし

た。空を渡る鳥の群れは雁でしょうか。この時季まで残る黄色い花は、名前の見当が付きません。エゾノコギリソ

ウはどこにでもはびこって珍しくもないけれど、花の乏しくなった草原では目を惹かれました。