午後の女満別湖畔

 リップさん、北欧トレッキング紀行に出てくる動植物や景観は、オホーツク海沿岸の野山で見られるものと、いく
 
らか共通なところが感じられます。角の形を別にすればトナカイはエゾシカに似ているし、ヤマハハコ、コザク
 
ラ、キンバイなども、こちらで見るのとそっくりです。
 
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 二週間前の女満別湖畔の風景です。網走湖は、呼人湖畔以北の国道側や北端の大曲周辺では、ほとんど漁
 
船を見ません。南側では美幌から西回りで網走・能取方向へ向かう道道沿いに、何軒か漁師の家が集落を作っ
 
ています。湖最南端の女満別湖畔でも、杭につながれて浮いていたり岸に引き上げられていたりする船を見か
 
けます。呼人半島西岸にわりあい大きな船着場があって、春湖面が開く前にびっしり船が並んでいました。
 
 この日は湖面に浮かぶ漁船がいつもより多かったような。氷に閉ざされる前にできるだけ、ということでしょう
 
か。年が明けて氷が十分厚くなると、四枚目の写真の岸近くがワカサギの釣り場になります。温泉のあるあたり
 
で氷に穴を開けている人を見かけることがありますが、氷下漁の準備なのでしょうか。穿たれた水面付近にオオ
 
ワシが来ていることもあります。わたしの望遠ではクローズアップできない距離なのがいつも口惜しくて。