車窓の流氷
なら見所の多いローカル鉄道です。あえてこの時間を選んだのは、上り下り合計で4本だけの流氷ノロッ
コ号で、北浜駅に停車する時間が長いのが、知床斜里発8時55分の網走行きだけだったからです。写真
を整理してはじめて、選択がまちがっていたことに気づきました。流氷の海が北上する列車の右手にな
り、逆光だったからです。肉眼ではきれいに見えていたのに、写真には海が暗く写っています。午後の列
車にすれば、今年釧路で評判になっているラッコを見て、明るい光溢れる知床連山と流氷の海を撮ること
もできたのにね。
まあ、本格的な流氷接岸が始まっていますので、天気のいい日を選んで車で北浜に行くことはこれから
でもできます。気が向いたらまた出かけましょう。遠方からの観光客とちがって、天気や時間を選んで何
度でも再挑戦できるのが地元の強み。移り住んだ甲斐があるというものです。
ラッコの話ですけど、釧路川河口に近い幣舞橋あたりにラッコが一頭長期滞在していて、人々の人気を
集めているのだそうです。アザラシなら網走湖にまで来るとかで、特に珍しくもないのですが、ラッコが
見られるのはめったにないとか。見物者が多くて混雑しているみたい。先日も年配の人が水に落ちたとい
うニュースがありました。きのう近所の人と立ち話をしていたら、今度は若い人が二人落ちたそうです。
釧路は雪こそ少ないものの、街なかでもあちこち凍っていて、滑りやすいのです。たくさんの人が見てい
るのですぐに助けられます。命にかかわることはなさそうですが、風邪を引いたんじゃないかなー。