女満別湖畔の青サギ
埼玉からいらっしゃったご夫婦が泊まっているホテルは、網走湖呼人半島の付け根に立つ背の高い大き
な建物です。夕食に招待されたので、その前に1時間ほど呼人遊歩道に行ってきました。全行程は2時間
半とあり、入り口付近を歩いただけですが、木の間越しに湖に沈む夕日が見え、福寿草がいたるところで
咲き乱れ、白い水芭蕉の大群落が広がっていました。ここに遊歩道があることは知っていましたが、反対
側の入り口にしか行ったことがなく、駐車に困って引き返していました。ちょうど前日お向かいのご主人
から、スペースのあるもうひとつの入り口のことを聞いていて、探してみる気になりました。なかなかい
い森林ウォークができそうです。またいつか、今度はもっと深くまで歩いてみるつもりです。夕食はご馳
走もおしゃべりも楽しいものでした。
日中はお二人をご案内して、天都山、女満別湖畔、美幌峠、屈斜路湖畔、摩周湖を回りました。冒頭の
写真は今月14日のものですが、きのうの女満別湖畔ではもっとたくさんの青サギが舞っていました。峠
を下りてからは、畑で餌をついばむ白鳥の群れに出会い、砂湯に残っていた群れを眺め、凍った摩周湖を
カメラに収めました。おいおいご紹介します。観光シーズンの幕開けは月末の連休からです。季節の谷間
なのに、それなりに見所がありました。今日は能取岬、ワッカ原生花園、サロマ湖と、オホーツク沿岸地
域をご案内して、空港で見送ります。福寿草や水芭蕉以外にも花が咲いているといいのですが、どうでし
ょう。なじんだ場所でも草木のサイクルは日に日に変化しますから、行ってみないとわかりません。