岬の海氷

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 海岸から沖まで埋め尽くしていた流氷も、連日の暖かさで衰退しているようです。きのうの速報ではサ

ロマ湖西端以北はもう岸から離れていました。鱒浦海岸は2,3割ほど海面が見えてきて、納沙布岬から

太平洋側に回りこんでいた浮氷も消えています。

 冒頭の写真は3月2日に撮った能取の海氷です。まだ発達中でした。岬周辺には海面近くまで盛り上が

っている大小の岩のため、水深の浅いところがあります。2枚目で少しだけ黒っぽく見える部分もそのひ

とつでしょう。3枚目の青いところは、水面みたいですがやはり凍っているようです。氷湖(海氷に囲ま

れた水面)だったところが、雪の降った後で凍結したため、白くないのだと思います。

 最後の一枚で見えている氷の筋は、定着氷と流氷がぶつかってできたのでしょうか。それとも海流(親

潮?)の縁でしょうか。夏だとちょうどあのあたりに、色のちがう海水の境界線が見えています。沖側の

ブルーが深いのです。岬にキタミフクジュソウの黄色いお花畑が現れるまで、あと一ヶ月かな。