知床連山、野の花、刑務所の桜

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 先祖の数問題に対するわたしの解釈は次回にして、昨日のドライブが話題です。


 久しぶりにいい天気で家にじっとしていられず、マリナーズの試合が終わるとすぐ、車に飛び乗りまし

た。お目当ては能取湖周辺の山桜だったのですが、少し遅すぎたのか、ほんのちらほら。失望して岬まで

足を伸ばしたところ、真っ白な知床連山がオホーツク海の青にくっきり映えていました。何度も来ている

のに、半島の全体が見えたのは初めてで、歓喜してカメラをつかんで飛び出しました。知床岬は海に溶け

込んでいましたが、知床岳、硫黄山羅臼岳、遠音別岳が鮮やか。

 山々を撮りおえて、落ち着いて草原を見回すと、タンポポエゾエンゴサク、キンバイの一種、ヒメア

マナ、オドリコソウが咲いていました。先日来ご紹介した花を除き、最後の3種類は後で載せます。今日

のところは目次代わりに各テーマから一枚ずつです。

 帰りの238号線沿いで、遠景ですが咲き誇っている桜の群れを見つけました。近くに車を停めて歩い

て行ったら、「立ち入り禁止 網走刑務所」の看板がありました。呼人の監獄博物館は昔の建物を移築し

たもので、ここがほんとうの刑務所だったんですね。近寄れないので、看板のところから望遠で撮りまし

た。その後道路近くに一本だけある桜を接写。

 きれいなものをたくさん見た代償として、痛いつけを払わされました。能取岬で車に戻り、ドアにキー

を入れたとき、何か引っかかる感じがあり、不審な気がしたのですが、強引に開けてそのまま帰りまし

た。家に着いて、下りようとしたらバッグがありません。一度も車から出していないのにどうしたことか

と考えて、キーを回したときの感触に思い当たりました。車上狙いにやられたのだと思います。針金か何

かでドアを開け、バックを盗んだのでしょう。

 カメラもレンズも財布もカードも、ウエストバックに入れて腰に巻いたり、手に持っていたりしました

から、金銭的にはほとんど実害がありません。でも盗難にあうのは初めてですからやはりショック。3週

間もかかってやっと手に入れた東北海道50万分の気涼録泙、なんとも悔しくて。あとは磁石や飲み

物、食べ物程度です。ただ、バックそのものはわりと気に入っていました。ちょっとこぎれいなデイバッ

クだったので、窓から見た泥棒さんはいいものが入っていると思ったのでしょうね。開けてみてがっか

り。ザマーミロ。