2022-09-29 銀河の滝 2013年9月23日 層雲峡 国道39号線で、美幌から北見に入り西へ西へと進むと、やがてこの道最高度の石北峠 を越えます。大雪湖・大雪ダムを左手に見ながらさらに進み、トンネルを出たら少し右 に逸れると、銀河の滝・流星の滝の二つが見える双瀑台です。下から見上げるには流星 の滝より銀河の滝の方が見ごたえがあります。もう少しすると、紅葉と滝の両方を楽し める季節です。
2022-09-28 野付半島の雄鹿 2014年9月21日 この日の野付半島には一頭の雄鹿が徘徊していました。雌や子供ははかわいらしいの ですが、大人の雄は猛々しく<獣>感を漂わせています。それも無理ないですね。メスと 子どもの群れを得るには、それまでの雄リーダーを戦って倒すか追い出すかしなければ ならないのですから。それまでは独りで徘徊することになます。年を取って体力が衰 え、若雄と戦って追い出されれば、死ぬまで独りになるのだから、常に臨戦態勢でいな ければなりません。エゾシカの雄でいることはヒトの男でいることより厳しいですね。
2022-09-27 秋日和のトドワラ 2014年9月21日 野付半島 トドワラとはトドマツが海潮や海風に曝されて枯れ、痕跡だけになったものです。この年より10年ほど前に行ったときは古木が海水に漬かっていましたが、この時はもう痕跡だけになり、海水も引いていました。やがていつか痕跡も消え、いまは茂る森が枯れていくのでしょうか。既に道路際の別な場所でナラが枯れはじめ、ナラワラになりつつあります。
2022-09-26 シオガマギク 2014年9月21日 野付半島 野付半島のトドワラへの小路の脇で見つけました。花びらが反り返ったような、ねじ れたような独特な形をしています。初めて見る、あるいは初めて気づいた花なので、調 べて名前がわかりました。特に目だつわけでも特別美しい花でもなく、ありふれた野草 という感じですが、花が乏しくなる季節で、花の形が独特なので記憶に残りました。
2022-09-25 カワラヒワ 2014年9月21日 野付半島 野付半島のトドワラへの小路の途中で見つけました。尾の黄色が特徴的で容易に名前 を検索できました。顔には恐竜の子孫らしい厳めしいところも残っていますが、体つき は丸みを帯びてかわいらしさがあります。鳥は撮れるときはいつも撮ろうとしていまし たが、カワラヒワはこのとき一回しか撮れていません。
2022-09-24 ススキの原野 2016年9月20日 野付半島 野付半島の植物は、ゼンテイカにせよ、ハマナスにせよ、他ではなかなか見られない 規模に広がって咲きます。ススキもそうです。道路から海岸まで一面の銀色です。道を 降りてススキのなかを少しだけ進むことのできる場所があります。入り込むと全身が埋 もれ、空とススキしか見えなくなります。風に揺らめく銀色の穂と青空に包まれている のも、なかなか風情があります。
2022-09-23 開陽台の空 2016年9月20日 開陽台の空はとても大きく広がっていました。秋も中ごろとあって青いところはあく までまで青く、その青を白い波のような薄雲が覆っています。しばらく見上げている と、吸い込まれそうな気分に。