2019-01-01から1年間の記事一覧

枯れ葦原

11月22日 濤沸湖北部 濤沸湖北部には湿原が広がりその全面が芦原になっています。この季節はすべて枯 れ、一面に灰褐色が続いています。釧路湿原とちがって一切歩道がないので、道道から はるかに遠望するだけ。

しなびたハマナス

11月22日 網走海岸 葉の枯れたハマナスにまだしっかり実がついています。でも水分を失ってしわしわで す。戦後の食糧難の時代だったら子どもたちに摘み取られたのでしょうか。甘みが増し て干し柿のように食感です。だけど種がお多いので、舌触りが悪く…

カワアイサ

11月22日 濤沸湖 湿地水鳥センター裏の湖面には白鳥の他にカワアイサとキンクロハジロが浮かんでい ました。キンクロは遠くてうまく撮れず。カワアイサは少し近かったので、シャープで はないけれど、なんとか。カワアイサはここではたいてい見られるけ…

初雪

11月28日 ウチの窓から やっと初雪が来ました。今年のオホーツク地方は道内では遅い方です。まだ積雪何センチというほどではないのですが、道路や草叢は白くなっています。車が通るようになれば消えるほどの量です。それでも初雪は初雪です。これからは…

雪山斜里岳

11月22日 小清水丘陵地帯 美幌にはまだ雪景色は見られませんが、斜里岳の上の方はもう真っ白です。知床の山 も冠雪していると思います。でも空が霞むように蒼白くよくわかりません。

濤沸湖の白鳥

11月22日 水鳥湿地センター脇 餌やりが自由にできたころに比べるとここの白鳥は本当に数が減りました。あの頃は ここに集中して岸も水辺も鳥でごったがえしていたのですが、いまは湖のさまざまな水 域に分散しています。これが自然なのでしょうね。とこ…

オホーツク海の白波

11月22日 網走海岸 くすんだ青空です。知床連山はかすかなシルエットです。変わらないリズムを刻んで 打ち寄せる白波だけが目立ちます。オホーツク海岸はあいまいな風景のなかにありまし た。

白雲黒雲

11月20日 美幌郊外 最近は雨も雪も降らないけれど、こんな空が多いような。明るく陽が照ったかと思う とすぐに雲が光を遮ります。黒雲ならば周りは一気に暗くなり、白雲ならば少し光量が 減ります。青空になることもあるけれど、吸い込まれるような濃い…

甜菜

11月20日 美幌郊外 タマネギも小麦も出荷が終わり、畑に残るのは角錐台形に積み上げられた甜菜(ビート の一種)だけです。他の作物を搬送し終わりトラックが空くと甜菜が製糖工場に運び込ま れます。畑では覆いをかけられていたり写真のように裸でおかれ…

11月20日 美幌郊外 カラフルな農家やその納屋を除けば茶色一色の田園に、秋蒔き小麦の畑だけが青々としています。麦といえば麦踏を思い出すのですが、こちらでその風景は見たことがありません。現代の機械化耕作では必要ないのでしょうか。もっともこの…

白樺並木に木枯らし

11月20日 美幌国道 美幌市街から峠の上り坂にかかるまでの間、断続的に白樺並木が続きます。昨日は強 風。木に残っていたわずかな枯葉もほとんど吹き散らされてしまいました。緑が茂って いた時より幹の白さが強調されます。

田園晩秋

秋蒔き小麦以外の畑は黒茶色です。気温は初冬なみですが、雪がないとまだ秋の気分 です。このところほとんど雨も降りません。だけどスカッと晴れ上がった空が続くわけ でもなく、短い時間で青空になったり曇ったり。ここ数年、かつて役場の人が自慢して いた…

藻琴山のシルエット

1月16日 美幌郊外 藻琴山にもまだ雪は来ていないようです。逆光になるので山肌の様子はわかりませ ん。ただ山稜の形がシルエットになって浮かぶだけです。空は青白く浮かぶ雲は白黒混 じり。晩秋のものさびしい風景です。

唐松黄葉

11月16日 美幌郊外 秋の終わりを飾る色彩です。植林といえば唐松で、北海道らしい混合林の景観が失わ れていくことに寂しさを感じています。でも陽の光を浴びた鮮やかな黄葉はやはり美し い。道路の端に唐松の落ち葉が溜まっています。もうすぐ雪に埋も…

農家のある風景

11月16日 美幌郊外 郊外をゆっくり車で流していて見つけた風景です。家屋と納屋が並木を挟んで対称的 に位置しているところがおもしろい。手前の緑は秋蒔き小麦でしょう。

霜の朝

11月16日 ウチの周り さっき寒気のために窓を開けたら、芝生や枯草の上が白くなっていました。初雪かと 思ったのですが、外に出てみると霜です。道央などは昨日から明日まで風雪が荒れ狂う という予報です。美幌は昨日雲が広がったり陽が射したりを繰り…

黄金色の雲

11月6日 能取岬 日の出前や日没直後に一番多く見られる色かもしれません。黒が濃くて焦げた卵焼き を思わせます。もっと盛大に黄金色が広がる空もあります。そういうのは豪華な感じで すけど、今回のはちょっと貧弱ですね。

能取湖遠景

11月6日 中央上部の、頼りなさそうな仕切りの左側が能取湖です。確か今年からだと思います が(去年だったかな)、これまで汽水湖の扱いだったこの湖が海の一部と扱われるように なったそうです。これまでの無料アサリ採りなど、素人の遊びの規則になにやら…

蒼白い雲

11月6日 能取岬 蒼と白だけでなくピンクも黒も混じっていて、複雑な色合いです。従来のパターンと はちがう近年の気候の変動を象徴すように、この日の空は多様な色模様を描いていまし た。

夕映えの灯台

11月6日 黒白の能登岬灯台が夕陽を受けて輝いています。年が明けてしばらくすると海氷が発 達して、船舶は航行不能になります。そうなると点灯しなくなるのでしょうか。だとす ればその間灯台は休眠することになりますが、厳冬の岬に暗いうちに行ったこと…

赤黒い雲

11月6日 能取岬 温暖化によって美幌や網走は道南のような気候に変わるものと思っていましたが、そ う単純でもないようです。雲量が増えているような気がします。自慢のオホーツクブル ーの空が見えている時間がとても短くなったような。この日の日没時も…

稲妻型の残光

keyボードがくるつてしまい文が書けません

枯野

11月6日 能取岬 4月から10月まで花々や緑に飾られていた岬も、いまはササを除けば枯草ばかりで す。雪に覆われてしまえばあまり目立たないのですが、今は茫々たる枯野の印象です。

夕波

11月6日 能取岬 日没後の海はあっという間に光を失います。あとは残照を受けた波頭が白く、あるい はピンクに輝くだけです。それもやがて消え、潮騒のざわめきがだけが残ります。

能取岬午後3時50分

11月6日 イヤー日が短くなましたね。能取湖の港方向に陽が沈もうとしていますが、まだ時刻 は午後3時50分ですよ。今の季節はオホーツク海には沈みません。日の出は確かめて いませんがたぶん知床連山の一画から。これから冬にかけて日の出は斜里岳方向…

11月1日 近所の公園 常緑樹の他の木は冬支度を急いでいます。散る前の楓はいよいよ赤く、散り敷く落ち 葉の層はますます厚くなっています。ほとんど裸の木もあれば、茶色や黄変した葉が散 るのを嫌がってまとわりついたりしている木もあります。零下の朝が…

美幌川

11月1日 河畔の樹の大半が伐採され、見通しはよくなったけれど、なんだか物足りないよう な。行政には治水か何かの理由があってのでしょうね。オオワシやオジロワシの飛来が 少なくならないといいけど。 木々は黄葉したものと裸の枝が目立つものがありま…

ノコギリソウ

11月1日 美幌川土手 夜には零下になる日もあり、家々の庭にはまだ丹精された花が残っていますが、野の 花はおおかた姿を消しました。そのなかでまだ元気に咲いていたのがノコギリソウで す。図鑑に載っている花期は9月までですが、美幌川土手ではまだ枯…

里山秋色

11月1日 美幌川土手 里山の雑木林は陽が雲に遮られると地味な色合いになりますが、直射日光に照らされると黄色や赤に輝きます。それでもエゾアカマツやイチイなど常緑樹も混じるので、全体が秋色に染まることはありません。もうすこしすると人工林のカラ…

白樺黄葉

11月1日 ウチの近所 白樺が黄葉しています。カエデ類ほどもこらえ性がなく、色が変わるとすぐに落葉 し、裸の枝だけが目立つようになります。同じ黄葉でもイタヤ楓ほどきんきら金として いませんが、正面から陽射しを受けるとそれなりにはなやぎます。