婚姻色の魚群

              2009年10月19日 和琴半島

 紅葉を求めて林道に入り、車を停めて林を突っ切り、湖岸に出て驚きました。ここま

では釣り人も入らず安全だからでしょうか、鱒がうじゃうじゃ群れていたのです。それ

もすべて婚姻色で、赤く色づいています。まるで手で掴めそうなところまで湖岸に寄っ

ています。産卵場所を探していたのかもしれません。

湖水に映る

             2009年10月19日 屈斜路湖

 湖水に映る彩りです。波があるので乱れているものもあります。和琴半島の岸は遠く

色彩はわずかです。浮かぶ枯葉と混じりあったものもあります。屈斜路湖畔ではきれい

に映った景色がなかなか見つかりませんでした。

湖畔の紅葉

             20009年10月19日 屈斜路湖

 この年の10月、下旬にさしかかろうとするころの湖畔林道は、湖水を背景に緑と赤と

黄色が入り混じるにぎやかな秋を演出していました。湖畔林道は美幌峠を弟子屈側に下

りきったところから国道243号から分かれ、林間を辿り、国道391号に合流する道です。

十分整備がされているわけではないので、ちょっと雨が降ったりするとどこかが崩れ長

期の閉鎖になります。この年は紅葉期に開通していて幸運でした。

無人温泉小屋

            2016年10月18日 和琴半島探勝路入り口
 和琴半島に入ったばかりのところに灌木に囲まれた温泉がありますが、夜暗くなって

からならともかく、特に女性は明るい時間に入るには憚りがあります。その点、探勝路

入り口(出口)にある温泉は小屋があるので、見張りに立つ仲間がいれば、女性でも入れ

ます。洗い場などはなかなかきれいでしたが、浴槽は底に砂か硫黄か何かが溜まってい

て、ちょっと漬かりにくい感じでした。

 

 

モミジ色鮮やか

            2016年10月18日 屈斜路湖和琴半島

 屈斜路湖の和琴半島を一周して、色鮮やかなモミジを撮ったときの写真です。陽の光

を正面から受けるか、背後から透過するように受けるかで輝きが違ってきます。それだ

け同じ紅葉でも、趣が多様です。

マユミ

            2016年10月18日 屈斜路湖和琴半島
 マユミ、まるで女の子の名前のようですね。でも漢字では真弓、昔この木の枝で弓を

作ったから、と言われているそうです。普段はもう少しぼんやりした赤ですが、この季

節には実が熟し色彩が鮮やかになります。和琴半島の登り口近くの藪に一本だけ咲いて

いました。


 

緑の湖面

              2016年10月12日 オンネトー

 オンネトーの湖面は緑がかっています。青の池や神の子池など他にも緑がかった水面

はありますが、オンネトーほどの広さのあるところは他には知りません。湖畔の木々が

影を落として色付いているところもあります。だけど湖畔の木々の影が届かない沖でも

この色なのだから、水自体の色なのでしょう。常に噴煙を上げている雌阿寒岳のふもと

にあることが関係しているのでしょうか。