フッキソウの白い実

             2016年10月12日 オンネトー
 オンネトーキャンプ場の森で見つけました。春には細いブラシのような花を咲かせて

いました。漢字で書くと富貴草、おめでたい名前です。シラタマノキも白い実を付けま

すが、細かな粉に覆われていました。フッキソウの実は表面がすべすべで少し透明感も

あります。美幌のせせらぎ公園にもけっこうたくさん生えています。


 

水面の彩り

             2016年10月12日 オンネトー

 オンネトーの紅葉は盛りにはまだ少し早かったけれど、湖面に映る彩りはそれなりに

興趣がありました。屈斜路湖でも水面の彩りを見ることはできますが、絶えず湖面にさ

ざ波が立っているので、色彩の乱れが大きくなります。この日のオンネトーは湖面が静

かで、映る色づいた木々の形がわりあいはっきりしています。

雌阿寒岳と阿寒富士

             2016年10月12日 オンネトー

 オンネトーの湖畔からは阿寒三山のうち雌阿寒岳と阿寒富士がよく見えます。山頂に

小さな瘤がいくつか続いていのが雌阿寒岳で、富士山型の山容が阿寒富士です。雌阿寒

岳は活火山で、この日も何か所かで噴煙を上げていました。左の稜線が白く見えるのは

何日か前に降った雪が消え残っているのでしょう。阿寒富士は山頂部が雲に隠れていま

す。オンネトーの湖畔のキャンプ場からは雌阿寒岳の登山道がありますが、このころは

噴火を警戒して登山禁止になっていたかもしれません。

色づき浅い森

            2013年10月20日 オホーツクの森

 昨日に続いてオホーツクの森です。もともと全山紅葉という森ではないのですが、そ

れでも最盛期にはみごとに紅葉した楓があちこちに点在しています。しかしこの年の10

月20にはまだ彩りは浅く、緑の方が優勢でした。だけど、この微妙な色合いもまた一

興。雪融けから夏にかけてもそうですが、季節が少し移ろうだけで色彩を変えていく

のを見るのも森の楽しみです。

深い森

             2013年10月20日 オホーツクの森

 屈斜路湖の湖畔からオホーツク海の海岸まで広がる大きな森です。何本か車の通れる

林道が開かれているので、森の奥まで訪れることができます。縄文時代からアイヌ時代

までのその昔、北海道の平地のほとんどはこんな森に覆われていたのではないでしょう

か。この日は紅葉が始まって間もない時季で、まだ鮮やかな色彩は見られませんでし

た。

シマリス公園

             2013年10月14日 網走湖のほとり

 エゾリスは小さめの猫ほどの大きさがあって、冬眠をしません。それに対してシマリ

スは手のひらに乗る大きさです。10月後半には冬眠に入ります。この日は冬眠の直前で

した。飼われているので人を恐れません。入園に際して餌と手袋を渡されます。手に乗

ってエサを食べることを前提に、爪から掌を守るための手袋です。

ヒマワリ畑

                                                2013年10月14日 網走郊外

 ヒマワリは作物のローテーションの一環として、鋤き込んで緑肥にするために植えら

れている場所もありますが、ここは人々の目を楽しませる目的の方が主のようです。と

にかく広大です。近くだと葉も茎も分かりますが、遠方はただ黄色が広がるばかり。