花は次々

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 蕗の薹から始まって、道東の街にも野山にも、次々咲き代わり、花々が絶えません。エゾムラサキツヅジはようやく終わろうとしていますが、代わって赤や黄色のツツジ(写真)が公園や庭を彩っています。野菊でしょうか、白い花(写真)は、街路樹の根元にも家々の軒先や庭にも、河原にも荒地にも、どこにでも咲いています。野のスミレは息が長く、いまも衰える気配がありません。内地でも見かけるクローバーは、こちらでは低く地を這うのではなく、葉そのものが3・40センチに高くそそり立ち、花も色鮮やかです(写真)。わが家の庭にも、雑草と思われるのに美しい花が次々咲きました。寒かったり風が強かったりする日々が続き、庭の野菜は小さく縮んだままですが、花々はたくましく咲き誇ります。こちらでは人も、長い冬から開放されている間は精一杯目を楽しませようと暗黙のうちに合意しているようです。もみじが散ってナナカマドが赤く色づくまで、街にも庭にも花が絶えないと思います。