静寂のオンネトー

 
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 オンネトーアイヌ語で年老いた沼。雌阿寒岳の噴火で川がせき止められてできました。山間にある周囲2.5
 
キロ弱の小さな湖ですが、五色に変化すると言われる湖水と紅葉で知られています。湖畔の道は狭く、秋のベ
 
ストシーズンの休日には、車の行き違いが難しいほど混雑します。6月上旬、国設キャンプ場とそのあたりの林
 
道に沿う湖畔がサクラソウのピンクで彩られます。1.5キロほど林間を下れば、世界でも珍しい形成途中のマン
 
ガン鉱床がある湯の滝を見ることができます。わたしたちがオンネトーを訪ねたのは、紅葉がほぼ終わった平日
 
の早朝だったので、人が少なく、湖は静まりかえってさざ波が走るばかり。わたしは秋のほか新緑が萌える頃に
 
もよく訪ねます。晴れた日に夜が明けてすぐに出発すると、昇ったばかりの太陽に輝く静寂の湖を独り占めでき
 
ます。