はなやぐ森の小径

 そらさん、いま東側の内窓を開けたら、ストーブの前に立ったような暖かさでした。夜半は1度にも満たない外
 
気温になったようですが、今日の昼間は15度を超えるでしょう。ずいぶん久しぶり。でも土日の予報欄にはまた 
 
傘マークが。
 
 
 ミキィさん、教えてくれてありがとうございます。ニュウナイスズメって森のスズメみたいですね。ウチの庭に大
 
挙して押し寄せる里のスズメとは一味ちがうような。また鳥の名前を間違っていたりわからなかったりしたとき
 
は、ぜひ教えてください。鳥についても花についても学び始めたばかりの初心者ですので、ほんとに助かりま
 
す。
 
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 網走湖呼人半島高台の森をめぐる小径をたどりながら撮った写真です。ここを人に紹介して失望されたことが
 
あります。誰にでも満足してもらえそうなのは、4月末から5月初めのわずかな時季だけみたい。森の奥まで、目
 
の届くところはずっと、白や黄色や青紫が見えていれば、たいていの人が「つまらなかった」とは言わないと思い
 
ますよ。
 
                      ストーンヘンジ
 
 
 BS日テレで放送している「古代をめぐる冒険」という番組が、16回でイギリスのストーン
 
ンジをテーマにしていました。わたしがちょっとだけ無文字時代の西欧について学んだの
 
は40年以上前です。その間に考古学がずいぶん進歩しています。当時とちがって、BC30
 
00年ごろから始まるストーンヘンジ建造期のことがずいぶんわかっているのですね。
 
 石器時代から青銅器時代への移行期で、農耕・牧畜も始まっていて、銅鉱石の採掘や
 
ストーンヘンジ・ウッドヘンジなどの大規模施設建設に千人、万人規模の人数を動員してい
 
たそうです。ローマ軍による征服やゲルマン諸族の移住で、大規模な住民交代があって伝
 
えられなかったのかもしれませんが、食料生産にもとづく文明が始まっていたということで
 
す。そしてたいていの初期文明に見られる人身供犠もあったとか。ストーンヘンジは周辺の
 
広大な地域に広がる墳墓群や道路などの一部で、当時の文明のセンターだったようです。
 
祭儀場であるとともに暦として機能する天文施設でもあったとか。
 
 日本でも近年は考古学などの進展が著しく、わたしたちが中学・高校で教えられた列島
 
の歴史知識には、多くの誤りがあることがわかってきています。わくわくしながらも、新しい
 
歴史観が広がって現代人の自己認識が改まるときまでは生きられないだろうと思うと、少
 
し残念な気もします。